大変お待たせしました!ファンカ座談会後編は、よりネタバレ満載、トリビア満載の内容でお届けします!!
ドラマの内容中心だった前回から、大盛り上がりのまま、座談会の話題の中心は、主演の二人、ハン・イェスルとオ・ジホに。
この二人を皆さんで語る、語る・・・・
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佐藤(以下S) 小田(以下O) 野田(以下N) 宣伝担当A(以下A)
買付担当M(以下M):まず、ファンカと言えばハン・イェスル。彼女、映画に出ましたよね。「用意周到Miss シン」。
あのキャラクター、(ファンカを)ひきずってましたよね。
S:多分、わざとそれを選んだんだと思うんだけど。でも、私はファンカの監督がうまかったんだと思う。ハン・イェスル、あれ(アンナ)は自分で取った役だから、腹くくってやったんだと思うし。だからなんかその二番煎じに(映画は)なったんだろうなって。
M:自分で取ったということは、あれオーディションですか?
S:いや、自分で売り込んで。なんか2回目には衣装を着てきたとか。どうしてもやりたいって。
最初、オム・ジョンファだったんだけど、それがなくなって。その後、探していたときに・・・
ヤダなぁ、なんか私、マニアみたいで(大笑)
A&M:いやいや、そういうのが聞きたかったんですよ〜
M:結局、こういうラブコメのタカビー女キャラと言えば、やっぱりオム・ジョンファだな!って感じですよね。「彼女がラブハンター」なんかもそうですけど。オム姐さんのハマリ役というか。
S:そうそうそう、オム・ジョンファだと、向こうゴールディ・ホーンだから(映画「潮風のいたずら」)
なんか流れ的にはぴったりだよね。
M:ハン・イェスルって英語のほうが(韓国語より)できる人なんですか?
S:10歳くらいからシアトルで育ってるから。今も両親はシアトルにいるみたい。
すごく小さいときに韓国にいたみたいだけどね。
この前、芸能プログラム見てたら、「えっ!?」っていうような言葉遣いをしてたんだよね。
M:多いですよね、韓国人の俳優ってそういう人。
S:多分、もし呼んだり(来日とかで)したら、すっごい明るいと思うし、今までにない感じの女優さんだろうなって。
A:弊社の営業男性も、もうメロメロですよ。ハン・イェスルっていうより、サンシルに(笑)
韓国行く人に、何かグッズ買ってきてって言っちゃうくらい。
ああいうタイプって、男性にはやっぱりツボなんですかね。
S:バラエティ番組にこの前、出ているのを見たら、周りの男性出演者がが「もうやめてくれよ〜(デレデレ)」って、みんな彼女にメロメロなの。
なんかいちいち「えっ!?オッパ!!(キラっ)」って言うらしく、みんな「もう(あまりに素敵で)クラクラするから言わないで!」って言っていて(笑)
M:あはは〜そういうことなんですね。
S:普通に「オッパ〜」って色っぽく言っちゃうみたい。「違うわよ、オッパ」ニコっ!みたいな(大笑)
M:まあとかく彼女はルックスを取りざたされてしまいますよね。
N:絶世の美女ですもんね。スタイル抜群だし。
O:身長は特別高くないんだよね。166センチとかで。
でも、顔とかすっごい小さいしね。
アニメキャラっぽいよね。現実離れしてるというかね。
一同:あ〜わかる!
N:キム・ヒソンに見えるときってありません?現実離れした美しさみたいなところが。
一同:あ〜わかる、わかる!!
N:メイキング(DVD−BOXの特典映像の)で、監督がパク・ハンビョル(ユギョン役)をキャスティングするときに、ユギョン役だけがなかなか決まらなかったと。ほら、恋敵じゃないんですか、アンナの。だから美人じゃなきゃいけないってことで、ハン・イェスルより美人なんてまずいないでしょ。
S:性格じゃ売れないからね。
N:対照的な綺麗さがありますよね。(パク・ハンビョルは)キュートで可憐な感じ。
A:ところで、オ・ジホ(チョルス)はどうですか?
M:オ・ジホはますます日本で活躍してくれればいいと思いますよ・・・って、私、ホストなのに(笑)
まあ、でも彼もデビューして8年とか9年ですよね。苦労している様子が窺えるんで、
パッと出のスターにはないような感じが素敵ですね。インタビューとか真摯に答えてくれるだろうし、ひとつの質問に対して、どんどん掘り出してくれるんですよね。
S:うんうん、普通はもっと短いよね、某俳優さんみたいに(笑)
それに比べるとオ・ジホはね〜
M:大人ですよね。
O&S:うんうん
S:だからファンカは「宮」より大人向けの話だと思うんですよね。やっぱりチョルスだって子供を育てていかなければならないし。
M:「宮」と違ってファンカはおとぎ話ではないからね。「宮」は従来の韓流ファンじゃない人たちが、綺麗〜!!ってことでハマっていったんですよね。美男美女だけが繰り広げる世界というか。ほら、お金の苦労とかないじゃないですか、チェギョンの実家くらいしか(笑)
S:でもそれもなんだかうやむやでね。
M:だけど、ファンカは登場人物の内面とか生活とかを描いてるというかね。
S:でも、この二人(チョルスとアンナ)が肉体関係を持たなかったところが、
やっぱり時間(放送時間)なのかな・・・と。だって「潮風のいたずら」では当然、なるからさ。
M:ちなみに、「潮風のいたずら」はどういう感じでなるんですか?(笑)
S:二人が「いいな・・・」って感情を持ったときに飲みに行って。
M:さすがハリウッド映画ですね〜
S:(ファンカは)場所もなさそうだしね〜(笑)
M:アンナとビリーも夫婦なのに、そういうのが全然想像できなくて。
N:描かれてないしね。
M:ある意味、アンナってきれいな(純潔な)感じではないじゃないですか。今までの韓国ドラマのヒロインみたいに。一回結婚してるわけだし。それが私はすっごい斬新だったんですよね。
N:それを彼女が演じることで高潔になるわけですよね。
S:言うなれば事実がわかってからって不倫なわけじゃない。不倫ドラマなわけですよ。
ドロドロは全然してないけどね。
M:最初から、「だってこの人結婚してるんでしょ!?」って思いながら見てました(笑)
A:普通に「ビリー(夫)」って書いてありますもんね。
一同:笑
N:オ・ジホって好みのタイプが分かれると思うんですよ。
私、初めて韓国ドラマで男(男性キャラ)にハマらなかったんですよ。
ハマらないっていうのは、別に興味がないわけじゃなくて、それだけ女性のキャラがすごく強くて。作品を邪心なく見れた。
だって「宮」だったらシンじゃないですか(笑)
O:こいつで人気を取ろうみたいなのがないよね。
N:シンが見たいために続きを見るみたいなのがどっかあったけど、ユルとチェギョンのところは早送りとか(笑)
M:あ〜わかる、わかる!!シンとチェギョンの海のシーンばかり見ちゃうとかね。
N:そうそう。でもファンカはそういう邪心がなく、ドラマに集中して見れた。
私、あのチョルスの後輩(トック)役の子、かっこいいと思ったんですよ。
M:あっ!サンバダンスのね。
N:コン室長って「古畑任三郎」の今泉に似てない!?(笑)
一同:あ〜似てる!!
N:一部の人の中ではすごい彼にハマる人いるよね。
S:あの人、「宮」にも一瞬出てるしね!
一同:えっ!?
S:ほら、ユルが転校してくる前に、チェギョンがジャージで走ってて、それを追いかける先生。
一同:あ〜!!!いたいた!!!
S:だからそれくらいの格の役者だったんですよ、今までは。あんな、最初から最後まで出たのは、ファンカが初めてなんじゃないかな。 で、それで大ブレイクじゃないかな!
A:今の、かなりのトリビアですね〜
M:まあ、Nさんの「初めて男キャラにハマらなかった」っていうのは、オ・ジホには聞かせたくないですね(笑)
一同:笑
S: 私、チョルスで好きなのは「探しに行くよ」ってバス停で言うところかな。
どこにいても探しに行くよって。
でも、ああいういいシーンがあると、必ず落とすようになってるんだよね。
M:照れ隠しのようにね。
A:だから逆にNさん、ハマらないのかも。ずっとカッコいいままじゃないから。
M:コミカルなんですよね、作りが。
S:マッコリ飲んでいい雰囲気になったと思ったら、翌朝ゲロゲロとか(笑)
必ずくっつくとオチがあるんだよね。
M:呼び戻されちゃうんですね〜
A:そうじゃなきゃ、ドップリ、ハマっちゃうかも。
M:「冬ソナ」とかは絶対そんなことないですね(笑) ユジンが二日酔いとか(大笑)
N:ビリーがクレームつけてた女性にビビっときちゃって、「俺ってやっぱりこういう女に弱いんだな」ってところを見て、ビリーのオチはこれか!って思いましたよ。
M:ビリーもね、バツイチになっちゃいましたけどね。
N:ビリーが指輪を探しに行ったときに「大切なものを探しに来たということを覚えていてください」って言って、切ない顔をするところが印象的でしたね。
S:謝られるのもつらいよね。
O:(アンナは)元々家族がいないっていうか、家族縁が薄い人じゃない。だから、彼女が家族をみつけるまでという見方もできるよね。ビリーとは結婚したけど家族にはなれなくて、血はつながってないけど子供たちとは家族になったっていうね。
S:やっぱり構えなく飛び込んでくる人を、戸惑いながら受け入れちゃう人間なんだよね、アンナは。
計算するよりポンって飛び込んで行ったほうがいいっていう人だよね。
M:ぶつかったほうがいいってことですね、アンナには。
A:なんか、わがままで自分勝手なキャラだけど、でもガンとぶつかってきた人のことは、
戸惑いながらも受け入れるられるっていうね・・・
M:すごい姉御キャラだよね。究極の姉御キャラ。いい上司になると思いますよ。
A:ちょっとキツイですけどね(笑)
S:「これ、何?代えて!」とか言いそう!
A:隣の部署の上司くらいがいいかも。
じゃあ最後一言ずつ、ファンカに対するレコメンドコメントをお願いします!
N:南海(ナメ)に行ってみたくなる!アンナのモノマネがしたくなる!
ジャージャー麺が食べたくなる!それくらい後引くドラマです。台詞やアンナの表情が全部頭から消えない。ずっと残っている。そんな作品です。
オ・ジホは次のドラマ「彼女がラブハンター」も楽しみですね。
ファンカで叶わなかったオム・ジョンファとの共演ですから。
O:笑えるし、泣けるし、ちょっとキュンとくるところもあり、すべての要素がいい感じにある作品だなと。韓国ドラマって結構、最初は「笑えるのかな?」って思わせておいて、最後はもうドロドロの方向に行っちゃうのが多いけど、ファンカは最後まで笑いの要素をきちんと残してストーリーがつながってるところがいいな。
S:最後まできちっと見て欲しいですね。もしかすると借りる人とか、途中「これがずっと続くのかな?」って思うこともあるかもしれない。8話くらいでちょっと中だるみもするし。
でも10話過ぎてからがちょっと違う展開があるんで・・・笑ってたネタが全部「えっ!?」って。
コメディ苦手って思って途中でやめちゃう人がいたら、もったいないです。ぜひ最後まで見てください!
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